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ティラノビルダー バッジ機能実装のやり方


「おもいをつたえるプログラム」がゲームフェス出展しているノベルゲームコレクションには「ゲームバッジ」という機能があります。



ーーーーティラノ公式説明よりーーーーーーーーーーーーー


バッジ(実績)機能とは

ティラノスクリプト/ティラノビルダーで制作しているゲームに 「バッジ(実績)」機能をつけることができます。 例えば、真のエンディングに到達した人へご褒美として バッジを付与することでプレイヤーのモチベーションを高めたり 実績をコレクションするような仕組みを用意することもできます。 さらに、バッジを取得したユーザー同士で コミュニケーションを取ることも出来ますので ぜひ、バッジ機能をゲームに搭載することを検討してみてください。


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ゲームをしっかり遊んでくれた人に「証」を渡すことができるわけす。


「おもいをつたえるプログラム」には「CGモード」をつけています。

クリアしたハッピーエンディング、バッドエンディングのクリア時の絵がギャラリーに追加されていきます。ギャラリーの絵は12枚。

この12枚をぜんぶ集めた人にバッジをプレゼントできたらいいのでは・・・とノベコレへのゲーム公開直後に思い、バッジ機能実装を検討。



しかし・・・



この公式のゲームバッジ機能組み込みの解説を見て、苦悩することになります。


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■ゲームへの組み込み

簡単に組み込むためのプラグインが提供されています。以下のURLからダウンロードして解凍してください。

解凍したフォルダの中にある「novecole.ks」を自分のプロジェクトのdata/scenario/ フォルダ以下に配置して下さい。

そしてこのファイルを必ず通る場所、例えば「first.ks」などで呼び出しておいて下さい。


(例)

[call storage="novecole.ks"]


これで、バッジ機能を使う準備が整いました。


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・・・・・・・・・・・・・!?????



ティラノビルダーではなく、ティラノスクリプトでゲームを作っている人にとっては簡単な解説なのかもしれません。

しかし、ぼくにはこの「例えば「first.ks」などで呼び出しておいて下さい」の言葉の意味がぜんぜんわかりませんでした。


呼び出す・・・

何をすればいいんだ・・・

カンタンじゃない・・・


と悩み、ああ、バッジ実装はちょっと難しいのかといったん断念することになります。




バッジを断念してしばらくして、また転機が訪れたのは、

ある日、Twitterでこんなツイートを見かけたときでした。




ティラノゲームフェスのゲームを毎年楽しんでいるプレイヤーさんたちの中には、この「バッジ集め」を趣味として楽しんでらっしゃる方々もいるのだとか!



プレイヤーさんたちの楽しみになるとあれば、これはバッジを実装せねばなるまい。このかおりさんのツイートを見て、またバッジ実装に挑む決意を固めます。




そしてバッジ実装に取り組んでみたところ・・・




とにかくやってみればできた!!!!!!!ww




再度、ティラノ公式さんの解説文

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■ゲームへの組み込み

簡単に組み込むためのプラグインが提供されています。以下のURLからダウンロードして解凍してください。

解凍したフォルダの中にある「novecole.ks」を自分のプロジェクトのdata/scenario/ フォルダ以下に配置して下さい。

そしてこのファイルを必ず通る場所、例えば「first.ks」などで呼び出しておいて下さい。


(例)

[call storage="novecole.ks"]


これで、バッジ機能を使う準備が整いました。


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とにかく悩まずにプラグインをダウンロードし、プロジェクトのdata/scenario/ フォルダの直下に「novecole.ks」ファイルを保存してみました。



そしてティラノビルダーを開いてみると・・・




フツーにでてきたーーーー!!!




シナリオとしてフツーに出てきた、ということで、

「呼び出す」の意味はわかりませんでしたが、とにかく他のシナリオからジャンプさせればいいということを雰囲気で理解しました。


必ず読み込む場所、ということで、タイトル画面の最初から、出てきたnovecoleのシナリオへコール・リターンを設置して飛ばすことにしました。





あとは、公式の説明に沿ってバッジを発行し、説明に沿って3つのバッジをシナリオに設置していきました。


「おもいをつたえるプログラム」では、ゲームを進めるにつれて3つのバッジが獲得できます!




レアリティ★★★の「さすがわたしのマスター!」バッジですが、このバッジの獲得条件はギャラリー12枚のコンプリート。


ギャラリーはティラノビルダーのCGモードでつくっているので、このCGフラグをバッジに使えないかとCGフラグについていろいろ調べましたが、わからず・・・。


結局、CGグラフのすぐ下に新しく12種類の変数フラグをたて、タイトル画面からギャラリーに入る時にフラグを12個チェックするという力技で実装しました。

プログラムはこんなことになっています。





うーん。力技。


12種類のフラグをチェックし、フラグがたってなかったらギャラリーへジャンプさせる。

フラグが立っていればジャンプされずにプロセスを進んでいき、12フラグ判定突破すれば、ティラノスクリプトに貼ってあるバッジ獲得をしてからギャラリーへ行ける、

という流れになっています。


・・・もっとスマートなやり方はないものでしょうか・・・。




ともあれ、ぶじにバッジ機能をリリース。


先のツイート主のかおりさんのnoteの第二陣に、バッジが獲得できるゲームとして掲載して頂けました!


「おもつた」がノベコレ以外のウェブサイトにのっかるのは、このかおりさんの記事が第一号!うれしい!!





というわけで、今日はティラノビルダーのバッジ機能実装について、自分が一発で理解できなかった経験から、実装体験記を書いてみました。


「おもいをつたえるプログラム」を開発するにあたっては多岐の分野に渡って苦労したり勉強したりしたので、体験記をコツコツ書いていきます。






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